全惑星順行期間と天王星双子座時代 2026年、宇宙が贈る追い風の季節
全惑星順行期間と天王星双子座時代 2026年、宇宙が贈る追い風の季節
― 約47日間の特別なタイミングと、84年ぶりの大転換期を味方につける ―
占星術の世界には「全惑星順行期間(All Planets Direct Motion)」と呼ばれる、特別なタイミングがあります。
西洋占星術で用いられる主要な10天体 ー 太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。このうち太陽と月を除く8つの惑星は、地球との公転速度の違いにより、地球から見ると一時的に逆方向に動いているように見える「逆行(Retrograde)」という現象を起こします。常にいずれかの惑星が逆行しているのが通常の状態ですが、稀に、すべての惑星が同時に順行(前進)している期間が訪れます。
2026年、この貴重な全惑星順行期間が訪れます。
2026年の全惑星順行期間:3月20日〜5月5日
2026年は、2月25日から水星が魚座で逆行を開始しました。この水星逆行は3月20日(米国東部時間午後3時33分頃)に終了し、水星が順行に戻ります。これより前に、木星は3月10日に順行に戻り、天王星は2月3日にすでに順行に転じていました。
そして、次に逆行を開始する天体は冥王星で、5月6日に水瓶座で逆行に入ります。
つまり、3月20日から5月5日までの約47日間、主要な惑星がひとつも逆行していない「全惑星順行期間」となるのです。
全惑星順行期間とは?
惑星の逆行は、天文学的には地球と他の惑星の公転軌道と速度の違いから生じる「見かけの現象」です。実際に惑星が逆方向に動くわけではありません。しかし占星術では、逆行期間中はその惑星が司る分野 ー たとえば水星ならコミュニケーションや交通、木星なら拡大と成長 ー において、物事が停滞したり、見直しが必要になったりすると解釈されてきました。
逆に、すべての惑星が順行しているときは、宇宙のエネルギーがすべて「前へ、前へ」と流れている状態。物事がスムーズに進みやすく、新しいことを始めるのに適した追い風の期間と考えられています。占星術の世界では、この期間を「宇宙からのご褒美」「宇宙からの青信号」と表現する方もいます。
この期間におすすめのこと
全惑星順行期間は、エネルギーの流れが滞りなく前進する時期とされるため、以下のようなことに特に良いタイミングと言われています。新しいプロジェクトの立ち上げ(仕事でもプライベートでも)、ずっと温めていたアイデアの実行、旅行や遠出、新しいコミュニティへの参加、完璧主義を手放して「まずやってみる」というチャレンジ。
普段は慎重になりすぎ一歩を踏み出せないという方も、この期間は宇宙が背中を押してくれている時期。頭で考えすぎず、心が動いた方向へ素直に進んでみると、思いがけない良い流れが生まれるかもしれません。
天王星双子座時代の幕開け ー 84年ぶりの大転換
この全惑星順行期間中に、もうひとつ注目すべき大きな天体イベントがあります。2026年4月25日、天王星が双子座に入ります。
天王星は、12星座をひとつずつ移動するのに約7年、全星座を一巡するのに約84年かかる惑星です。つまり、天王星が双子座に滞在するのは実に84年ぶりのこと。前回は1941年〜1949年、その前は1858年〜1866年でした。
天王星は占星術において「改革」「革命」「目覚め」「独創性」「突然の変化」をキーワードに持つ惑星です。双子座は「コミュニケーション」「情報」「学び」「つながり」を司る星座。この二つが出会うとき、私たちの情報の伝え方、学び方、考え方そのものに、大きな変革の波が訪れると考えられています。
歴史を振り返ると、天王星が双子座にあった時代には、コミュニケーションの基盤が根本から書き換えられてきました。1858年〜1866年には大西洋横断電信ケーブルが敷設され、1941年〜1949年にはコンピュータの誕生やテレビの普及が進みました。そして2026年からの7年間、AIの進化やコミュニケーション技術のさらなる変革が加速するのではないかと注目されています。
この天王星双子座時代は2033年頃まで続きます。社会全体が大きく変化していく可能性がある7年間ですが、変化の中にこそ新しいチャンスが生まれます。柔軟な心と好奇心を持って、この新しい時代の波に乗っていきたいですね。
おわりに ー 追い風を味方に、運を育てる
全惑星順行期間は、宇宙のリズムが私たちの背中を押してくれる特別な季節。そして天王星の双子座入りは、84年に一度の新しい時代の扉が開くタイミングです。
どちらも、「完璧でなくてもいいから、まず動いてみる」ことの大切さを教えてくれているように感じます。
運は、待っているだけでは育ちません。宇宙からの追い風を感じたら、小さな一歩でもいい、新しいことにチャレンジしてみませんか? その一歩が、あなたの「吉」を大きな「大吉」へと育ててくれるかもしれません。
弥栄!
※本記事の天文データは、Cafe Astrology、The Old Farmer's Almanac、Star Walk、CHANI等の天文暦データに基づいています。占星術的な解釈は伝統的な西洋占星術の考え方に基づいており、科学的に証明されたものではありませんが、日々の暮らしに意識と意図を持つきっかけとしてお楽しみいただければ幸いです。